本格ミステリ大賞余滴/『本格力』中の『赤い右手』

6/25(日)本格ミステリ大賞受賞記念トークショー&お宝抽選会&サイン会(於三省堂本店)に…
http://jinbocho.books-sanseido.co.jp/events/2880
…立ち見潜入目論むもPM1時からの早い開始を慮外の為駆け付け遅れorz
が幸いにもそのあとの打ち上げ(於サイゼリヤ)に交ぜてもらい。竹本健治さん喜国雅彦さん国樹由香さん宇山慶子さん(故宇山日出臣氏夫人)竹本信子さん(竹本氏夫人)我孫子武丸さん麻耶雄嵩さん佳多山大地さん砂時計さん千澤のり子さん(幹事)。小生のみイベント不参加者だがこの際大目に。(砂時計さんも自分だけ一般人と遠慮していたが「オレよりは資格あり」と説得)
隣席となった麻耶さんのシーフードパエリアあまりに美味そうなので横合いから撮影。不審行為&勝手掲載ご寛恕。

自注文品パルマ風スパゲッティ。(パルマの意味は知らず)

麻耶さんとは遥か以前小淵沢での某集まりでご一緒したことあり記憶していて下さってラッキー。その折の思い出や『貴族探偵』の話を。普段他のドラマは視ないそうで武井咲も知らなかったと(相葉雅紀は超有名な嵐なので聞き及んでいた由)。でも最近は武井咲の次の主演作は『黒革の手帖』とまでご存じに。今や月9原作者であり乍ら全く自然体な人柄て改めて好感。近隣テーブルにサイン会参加した麻耶さんファンの女性の方たちがいて駆け寄るハプニングも。ご本人大照れしていたが流石人気作家と感嘆。




イベント終了待ち時間にこれまで不覚にも入手機会逸していた今回の本ミス大賞作 喜国雅彦 国樹由香夫妻著『本格力 本棚探偵のミステリ・ブックガイド』(講談社)を三省堂で探すも売り場に見つからず(当然イベント会場にはありとは承知だが)店員さんに尋ねると棚の下の抽斗から出してくれ(あるのなら棚にも置いとけよ!と内心)。

打ち上げの席でサイン頂こうかと迷ったが競争率高いサイン会にも並ばずは反則な気がして結局お願いせずやや悔い。

海外古典ミステリの書なれど『赤い右手』如きは触れられていないだろうな…とあまり期待せぬままめくると… 何と第5試合でちゃんと採りあげて下さっておりしかもディクスン『一角獣殺人事件』やバークリー『第二の銃声』等の有力作家名作を差し置きクリスピン『白鳥の歌』とともに優勝とは! …「真相を語るときの手順のすっ飛ばしなんか快感よ。そこって、探偵小説にとって一番大切でありながら、一番退屈なところだったりするもんね」…等々至言連発で絶賛の勢い! …勿論訳者に過ぎず自作小説とか言うわけじゃないがそれでも超嬉しく感激否めず。徐々に忘れられつつある折だけに尚更。これは遅れ馳せでも全頁読破せねばと痛感。につけてもサイン頂いておけばよかったと今更に…

と言うわけで喜国さん国樹さんに再敬礼!

本格力 本棚探偵のミステリ・ブックガイド

本格力 本棚探偵のミステリ・ブックガイド






























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