西村京太郎『日本海殺人ルート』『富士・箱根殺人ルート』『十津川警部C11を追う』(解説)

発掘 90年代に解説を担当した講談社文庫版 西村京太郎トラベルミステリー3冊。

『日本海殺人ルート』(1990)『富士・箱根殺人ルート』(1993)『十津川警部C11を追う』(1994)。もう2、3作あったように思っていたがこれだけだったかも。新保博久氏の紹介により講談社の名編集者(元)白川充氏から依頼。『日本海…』では舞台が地元に近いこともありオーソドックスに旅情ミステリー路線強調したが『富士…』では一転固い評論調試みるも巧く行かず…短篇集『C11』では原点?に返りですます調に。解説書きは常に慣れないがそれなりに頑張ってはいたと。



『日本海…』はのちに光文社文庫に移り『C11』はトクマノベルスに(勿論解説は別)。
なお白川充氏を巡っては種々逸話あるがそれは別の機に。

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