『怪異の時空』三部作記念トーク「怪異は語る」

1/22(日)『怪異の時空』三部作刊行記念「怪異は語る」怪異怪談研究会 於Live Wire HIGH VOLTAGE CAFE
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立て込み時だったため順序前後したが今年のLive Wire詣ではこちらが先。東雅夫氏登壇の報を偶々ツイッターで見かけての衝動申込ゆえ当該刊行物始め諸々全く未知。参加直前新宿Book1stにて購入。

が会場即売なら税抜き価格と事後知りorz …それは兎も角 怪異怪談研究会 横浜国立大学 一柳廣孝教授の門下生&影響受けた若手研究者による集まりの由。一柳氏顧問格としてわきに控え同会主要員 今井秀和 大道晴香 飯倉義之 茂木謙之介の各氏登壇。序盤楽屋落ち話が続くかと案じられるも徐々に杞憂と判り。アカデミズムからの怪談文化アプローチの難しさ苦労譚等から実は論文も見方により面白く読めるはずとの自信表明に至るまで息の合った研究仲間らしい間断ない意見発信の掛け合いにいつの間にか惹き込まれ。果ては独特極まるとの噂の一柳氏怪談交じり講義?への無茶振り──が同氏少しも慌てず即興で得意の一席語り満座顫わす(照明も臨時で半減に)。個人的最目当ての東雅夫氏途中登場 研究会メンバーとは既に昵懇の模様で直ちに溶け込み&盛り上げに一役。若い同好の士グループへの期待の高さ窺わせ。担い手の一人茂木氏はなんと『季刊幻想文学』誌を研究対象にしているとのこと! また登壇者中紅一点 大道女史は青森出身で家族にイタコあり(!)幼児よりその方面を身近にしていたと驚きの告白。何より諸氏例外なく伝承収集や現場探訪等フィールドワークを地道に実践し続けていると知り感心すること頻り。会場満席以上の盛会で熱気伝播 触発されること大。最後部席にいたため顔見えなかったが大御所 京極夏彦氏も観覧とあとで知り。休憩時 参加者中数少ない知人 角銅博之氏 飯田克比呂氏と話せ幸い。懇親会申し込まずのためトーク後間もなく帰途。東さんに挨拶せず仕舞いのみ心残り──次機在らん。

怪異を歩く (怪異の時空)

怪異を歩く (怪異の時空)

怪異を魅せる (怪異の時空)

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怪異とは誰か (怪異の時空)

怪異とは誰か (怪異の時空)





























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